だらだら仕事する部下を一瞬でやる気にさせる7つのホメ言葉

だらだら仕事する部下を一瞬でやる気にさせる7つのホメ言葉

長く働いて経験を積むと、部下を指導する責任のある立場になりますが、いつもやる気のある部下に恵まれるとは限りません。経済紙に載った調査によると、日本企業に勤める社員の中で、仕事に対してやる気を感じている人は31%、実に3人に1人しかやる気のある社員がいないという統計結果が出ました。
働き蜂と昔から言われている日本人なだけにびっくりする結果ですね。仕事に対するやる気がない原因は、人それぞれ色々とあるかと思います。どんな理由でだらだらしているのかはすぐに見極めるのは難しいかもしれませんが、やる気を出してテキパキ仕事をこなしてもらえるにこしたことはありませんね。
そこで、仕事のやる気を上げる方法として、まず褒めてみてはいかがでしょうか。大人だって子どもと同じく褒められると嬉しいし、「また褒められたい」 「期待に応えたい」という気持ちを持つものです。ここでは、部下の仕事ぶりを褒めて、やる気を上げる魔法の言葉をご紹介します。



 

だらだら仕事する部下を
一瞬でやる気にさせる7つのホメ言葉

 

「あなたにお任せします」


人間の脳は、元々隙あらばサボろうと指令を発する「怠け者」的な働きをするということをご存知ですか。いくらでも時間があるのにやるべきことを先送りにして、ぎりぎりになって慌てたり、逆に時間がなく忙しい時ほど、なぜか効率よく仕事がはかどったという経験ってありますよね。
それは脳が、サボれるときにはサボろうとするからです。そんな脳をやる気にさせるには、まず行動することです。無理やりにでも行動を起こすと、脳が働き始め、働くことが当たり前の状態になります。このような脳の特徴を利用して、だらだらする部下にもまずは仕事を任せてみましょう。
「あなたに任せます」「お願いね」と、小さなことでも責任を持って取り組めるようにどんどん任せて、脳に働くことを習慣づけるようにしましょう。ただし、いきなり難しい仕事を任せることは禁物です。まずは誰にでもできるような簡単な仕事を任せ、部下がその仕事をやりこなすことによる「プチ満足感」を実感させましょう。また仕事を任せっきりではなく、時には様子を見ながら指示をしたり、フォローしたりと、目配りと気配りを忘れないようにしましょう。

「仕事が速いね」


仕事を任せるときには、いつまでに仕上げてほしいかという納期をきちんと伝え、期限内に仕事を仕上げられたら「もうできたの?すごいね」とか「手際がいいんだね」など、まずはできたことをしっかり褒めましょう。やる気を出させるために、あえて簡単な仕事を期限に余裕を持たせて与えるのも、褒めるためのひとつのテクニックとしてお勧めです。
「あなたの仕事が速いから私の仕事もうまく進めることができた」などと言葉を添えて、すべての仕事はつながっていることや、どんな仕事も適当にしていいものはなく、大切な仕事ばかりなんだということを伝えていきましょう。

「そのやり方(考え方)いいね」


指示されたことをやるという簡単な仕事を十分できるようになったら、次のステップとして、自分で考えたり工夫したりする仕事を任せてみましょう。
これは私の経験談ですが、以前、アルバイトの人に仕事を任せるとき、特に決まりはないけど私はこういうやり方をしていると、仕事の手順を説明した事がありました。彼女は途中でやり方を忘れてしまったようで、しばらく一人で考えていましたが、自分なりの方法で仕上げてきました。
完成物を見た時、今までよりも見栄えがよかったため、今後も彼女の方法を取り入れることになり、そのことを伝えた時の彼女の嬉しそうな顔を今でも覚えています。人間は自分の考え方や方法を認められると、自己肯定感が生まれ、自分自身に自身も持ち、やる気もでてくる生き物です。
いいと思ったことは素直に認め、たとえそれが新米部下のアイディアだとしても、どんどん採用していきたいですね。

「さすがだね」


パソコンやスマホは日々進歩を遂げ、新しいことがどんどんできるようになり、会社で取り入れた方が便利な機能もたくさんあります。IT系の新しいことは、どうしても自分よりも若い人の方がよく知っていることも多いものです。そういうときは上司、部下の関係を無視し、いっそのこと教えてもらいましょう。また、過去の経験や経歴などから、その人の得意分野だと思われることについても、逆に質問して教えてもらいましょう。
そして、「さすがだね」 「説明がわかりやすくて、よくわかったよ」などと褒めることで、部下の自信にもつながり、得意分野をどんどん伸ばそうと、やる気も出てくることでしょう。

「いてくれてよかった」


本当は能力があるのに、なぜかやる気をなくしてしまっているような部下には、自分の存在価値を思い出させましょう。
なかなか思うように仕事が進まなかったり、マンネリな仕事に中だるみの気持ちになったり、自分でなくてもいいのではないかと自信を無くしたりと、それまで一生懸命だった人が陥りやすい落とし穴です。
今までがんばって取り組んだ仕事を思い出し、「あなたでないとできない」「あなたがいてくれてよかった」と、私はあなたを必要としているということをしっかり伝えましょう。
人は相手に必要と思われると、自分に対する存在価値を見出し輝けるものです。部下の存在価値を認めて再びやる気を取り戻しましょう。

「真面目だね」


仕事を与えればそれなりに一生懸命にする、でも出来栄えはイマイチ・・・という不器用な人も中にはいるでしょう。同じことをするのにも人一倍時間がかかったり、同じことを何度も教えなければできない部下は、なかなか褒めるポイントを見つけることができず、どちらかというと注意をしたり、指導したりすることの方が多いかもしれません。でも、どんな人にも必ずいい所はあります。仕事の面で褒めることが難しければ、その人の人格や取り組む姿勢の中からいい所を見つけ、褒めてあげましょう。
「真面目だね」「あなたがいるだけで社内の雰囲気が明るくなる」など、些細なことでも褒められれば、注意されてやる気が出ない時でも、自分のことを見てくれている人がいるという思いから、またやる気が出て頑張れることでしょう。

「ありがとう」


子どもの頃、お母さんのお手伝いをした時に「ありがとう」と言われると、とても嬉しくなって、またやってあげようという気持ちになったことありますよね。
落し物を拾った時、困っている人の手助けをした時、どんな小さなことでも「ありがとう」と言われると気持ちが良く、またやろうという思いを抱きます。それは「ありがとう」という言葉も立派な褒め言葉だからです。
職場でふと耳を澄ましてみましょう。どれだけの上司が部下に「ありがとう」と言っているでしょうか。たとえ与えられた仕事はやるのが当たり前、また、できて当たり前のことでも、日ごろから感謝の気持ちを忘れずに「ありがとう」を口にするようにしましょう。
あなたのたった一言で部下のやる気はぐんぐん育ちます。

 

いかがでしたか。
だらだら仕事をするなんて、自覚がなさすぎる!と一喝してしまいたい気持ちになりますが、部下が気持ちよく仕事をすることで、結果自分の仕事がやりやすくなるのなら、部下がやる気を出せるように上手に褒めることも上司の腕の見せ所です。
上手に手の平で転がし、褒めたり注意したりしながら部下の仕事に対するやる気を育てていきましょう。しかし、過度な褒めすぎは、口先だけと感じて逆効果になりますので、やみくもに褒めるのではなく、タイミングを図り、その人に合った褒め言葉を上手に使いましょう。

まとめ

だらだら仕事する部下を一瞬でやる気にさせる7つのホメ言葉

・「あなたにお任せします」
・「仕事が速いね」
・「そのやり方(考え方)いいね」
・「さすがだね」
・「いてくれてよかった」
・「真面目だね」
・「ありがとう」

彩~Sai~