パワハラ上司のイヤミから逃れる7つの会話術

パワハラ上司のイヤミから逃れる7つの会話術

セクハラ、パワハラ、モラハラ…いつの頃からか、すっかり日常会話に定着してしまいました。つい最近までは社内のセクハラに悩まされていたケースが多かったのですが、近年、パワハラやモラハラと、実際のスキンシップではなく、ムードや威圧感によるハラスメントが範囲を広げ横行してきました。どこにでも困った行動をとる人っていますよね。そんな人に遭遇してしまったら…しかも自分の上司がそんな人だったら…異動を申し出たり転職をすることも対処法の一つといえます。ですが、パワハラするようなレベルの低いくだらない上司のために、自分が環境を変えるなんて悔しい!逃げるみたいでイヤ!と思われる方も多いでしょう。ここではそんなパワハラ上司からのイヤミにうまく対処し、やんわりと、しかし確実に反撃する!そんな方法をお伝えします。



 

パワハラ上司のイヤミから逃れる
7つの会話術

 

パワハラ上司の心の内


「自分がされてイヤなことは、相手にしてはいけないよ。」子供の頃に誰もがこのように教えられます。しかし残念なことに、実社会では平気で相手を傷つける「パワハラ上司」のような存在は、見渡すとけっこういるものです。これは、心に何かしらのコンプレックスを抱えているために起こすリアクションで、「自分が相手より優位に立っている」と思うことで、自分の心を安定させようとしてするという背景があります。学業や運動でのコンプレックス、家庭環境からのコンプレックスが、本人も気づかぬうちにパワハラとして現れているかも知れません。このように考えると、恐れの対象だった「パワハラ上司」も、実はかわいそうで小さな存在なんだなと、思えてきませんか?しかしパワハラを容認してはいけません。それでは実際に役立つパワハラ撃退法を次からご紹介しましょう。

基本はスルーして聞き流す


これは基本中の基本です。パワハラ上司は自分が相手よりも優位に立ちたくて、イヤミを言ってきます。相手が窮地に追い込まれ、焦ったり困ったりする様子を見たいのです。まずは相手が求めるリアクションをしないよう試みましょう。ひとつは、「反応しない」ことです。とにかくスルーします。聞こえなかったフリ、仕事をしているフリ、何でもいいので上司のイヤミを無視しましょう。イヤミが響いていないことがわかれば、拍子抜けして上司のイヤミも減ってくるでしょう。

いつでも落ち着いて冷静に対処


先ほどのスルーは効果的ではありますが、常に職場の上司をスルーし続けるのは、正直なところ現実的ではありません。名指しで呼ばれ、面と向かってイヤミを言われたりすることもあります。そういうときは、どんなイヤミを言われても、落ち着いて冷静な態度を取り続けましょう。パワハラ上司の発言にオロオロ動揺した様子を見せると、相手の思うツボです。相手のペースに飲み込まれないよう、目をつむり深呼吸してリラックスしましょう。ゆっくりと冷静に対応し、パワハラ上司を自分のペースに巻き込めれば成功です。

オウム返しで自分の発言を再確認させる


パワハラ上司に何かどうしても言ってやりたい!もしくは、何か発言を迫られたときは、上司のモノの見方、発言をそのままオウム返ししてみましょう。例えば「お前は本当に仕事がのろくて役立たずだなー」と言われたら、冷静に、しかも抑揚を持たない口調で「私は仕事がのろくて役立たずですか?」と返してみましょう。それに対して上司が「そうだよ。そう思ったんだから言ったんだよ」などと開き直ったとしても、落ち着き払って「そうですか、なるほど」とだけ返しましょう。ここでのポイントは、上司から言われたことを頭の中に入れないことです。自分が「オウム」にでもなったつもりで、言ったことをただ繰り返して言いましょう。言われたことを頭の中で考えると、ムカっとくることも、ただオウム返しするだけなら感情も入れずに他人事のように言えます。またパワハラ上司も、自分がイヤミを言ったことは自覚しています。それをオウム返しで返されることで、自分の発言を再確認させられ、居心地の悪さを感じます。自分が相手を傷つけている、その事実を改めて突きつけられることで、自分の心の狭さにショックを受け、態度も改めてくるでしょう。

意表をついてにっこり笑顔


パワハラ上司の期待をこれまた大きく裏切る反応としてもうひとつ。それは「笑顔で返す」です。イヤミを言われて傷ついた表情をみせる…それでは相手の思うツボです。パワハラ上司を喜ばせるなんて悔しいですよね?こんなときは意表をついて笑顔でにっこり「○○(上司)さんはこのようにストレスを解消されるんですね」とでも言ってあなたの心の広さを見せ付けてやりましょう。上司が居心地悪い表情を見せる姿が目に浮かびませんか?

共通点を見つけて人間関係を構築する


ここでは、イヤミへの対処ではなく、日頃からの関係作りについてひとつお話します。苦手な相手との会話を克服するには、いっそのことその相手と仲良くなることが効果的です。まずは相手に親近感を抱かせましょう。それには「単純接触」を繰り返すことです。また相手に関する情報もできるだけ多方面から得て、そこから共通点をみつけ、相手にその話題をふってみましょう。パワハラ上司と仲良くなる??冗談じゃない!と思われるかもしれません。ただここは冷静になり、職場での時間を快適にするためのひとつの手段として、取り入れてみてはいかがでしょうか。パワハラ上司も一人の人間です。どこかいい所があるかも知れません。そこをぜひ探してみてください。人の良いところを探せるということは、自分自身の人間関係構築において、とってもプラスになります。あなたにとって2倍も3倍も価値のあることに間違いありません。自分にとってプラスになり、しかも嫌な上司と仲良くなれたら、これはもう一石三鳥ぐらいですね。

何が言いたいのかきちんと問いただす


今までご紹介したことを試したが、どうしても改善されない…それどころかエスカレートしてきてしまった!という場合には、最後の手段です。相手のイヤミに対して、何を言いたいのかを正面から突き詰めましょう。ここで気をつけたいのは、ケンカ調ではなく、あくまでも「上司に教えを請う」態度が重要です。イヤミに対して「私のどのような点が~なのでしょうか?」「どのようにしたら、直すことが出来るのでしょうか?」「是非、実践的なアドバイスをいただけませんか?」という具合に具体的な教えを求めましょう。パワハラをする上司は返答に困って「自分で考えろ」と言ってくるかも知れません。ですが簡単には引き下がらずに食い下がりましょう。そして、「こいつ面倒くさいヤツ」という印象を植えつけられれば、あなたの勝ちです。

 

いかがでしたでしょうか?
立場を利用してイヤミをぶつけるパワハラ上司…まったく情けない存在です。ただその人が職場の上司であれば、指示に従う義務はあるわけですから、自分に不利にならないよう、うまく対処する術を身に着けることが得策です。会社の上下関係は変わらずとも、以上の7つのポイントを抑えて行動することで、「心理的上下関係」では、コンプレックスを抱えた上司の上に立つことは間違いありません。心の安定を求める人に救いの手を差しのべるつもりで、賢く、また広い心で接していきましょう。

まとめ

パワハラ上司のイヤミから逃れる7つの会話術

・パワハラ上司の心境を知る
・基本はスルーして聞き流す
・いつでも落ち着いて冷静に対処
・オウム返しで自分の発言を再確認させる
・意表をついてにっこり笑顔
・共通点を見つけて人間関係を構築する
・何が言いたいのかきちんと問いただす

彩~Sai~