子供の入学式に着物を着てスマートに振る舞う7つのテクニック

近頃、着物姿の人を見る事が減りましたね。着物を着るのは改まった場に行く必要のある場合であったり、普段とは違う特別な場所へ行く場合に着るものというのが最近の風潮のような気がします。では子供の入学式にはいかがでしょうか。最近では、ブランドのワンピースや、ワンピーススーツのお母さんの方が多く、着物姿のお母さんはほとんど居ません。しかし、着物姿のお母さんには、ハイブランドのドレスやスーツ姿のお母さんとはまた違った存在感と、背筋が伸びるような上品さがありますよ。入学式という大事な晴れの日にこそ着ていきたい着物。今回は、着物を着た時にスマートに振る舞うテクニックをご紹介します。



 

子供の入学式に着物を着て
スマートに振る舞う7つのテクニック

 

入学式に相応しい着物を知ろう


まずは、入学式に相応しい着物を選びましょう。着物には様々な種類や色のものがあります。間違った着物を選んでしまうと、悪目立ちしてしまったり周りから変な目で見られてしまうかもしれません。そんな悲しい事態を避けるために、入学式に相応しい着物をきちんと選びましょう。入学式に選ぶべき着物の種類としては、訪問着か付け下げが相応しいです。訪問着か付け下げなら手持ちのものがある方も多いのではないでしょうか。もし、持っていなくても、フリーマーケットでお値打ちに売られていますし、レンタルにもステキなものがあります。近所でフリーマーケットをしていないという方も、フリマアプリには訪問着がたくさん売られていますよ。ぜひ探してみてください。訪問着か付け下げなら、模様が派手すぎるものはあまりありませんが、模様はワンポイント程度か、季節にあった品の良い模様のものを選んだ方が入学式にはふさわしいです。
次に着物の色ですが、ベージュか薄いピンク色、若草色や、藤色が良いでしょう。入学式らしく桜色のものも綺麗ですね。春に相応しい、爽やかで柔らかい色のものが良いです。
着物をシンプルにした分、帯締めや付襟に濃い色や派手すぎない柄物を入れるのもおしゃれですね。
小物は白に統一すると、上品でいて、入学式のおめでたい華やかな雰囲気にとても合います。

着物での立ち姿をは背筋を意識して


着物は意外と体のラインが出る服装です。背中を丸めてしまうと、入学式に相応しいスマートな出で立ちには見えないので注意が必要です。

まず、着物で立ち姿を美しく見せるには、かかとから爪先まで揃えて立ち、おしりに緊張感をもたせて引き上げると同時に、お腹と背筋を伸ばします。背中に一本の硬い板を挟んでいるようなイメージです。あごは引き気味にして、目線は下に落とさないようにしておくと、凛とした美しさが出ます。立ち上がったあとは、つま先が外側を向かないように気をつけて、気持ち内股気味にして下さい。

歩幅は小さく歩く時には「つま」を持って


着物で歩く時には裾が割れないように注意して下さい。普段、デニムなどのパンツスタイルが多いと、かしこまった入学式の場でも思わず大股でスタスタ歩いてしまいそうですが、着物の時には歩幅を小さくして、おしとやかに歩くように意識しましょう。あまり裾を割りながら歩いてしまうと、着物が着崩れてしまいます。歩く際に着物の長着部分の「つま」を持つと品良く見え、着崩れも防止できて一石二鳥です。歩く時も、立ち姿と同じように内股気味になるよう意識するとおしとやかになりますよ。せっかくの入学式なのですから、少し過剰なくらいおしとやかにしても違和感はありません。また、まっすぐ歩く事を意識して、方向を変える時には一歩で曲がらず、数歩に分けて小さく曲がって下さい。

指先と腕には品を感じさせる仕草を


着物の優雅なラインからわかる腕の仕草は、とても女性らしく艶やかに見えますね。着物を着た時には、指先から腕にかけて動作は小さくすることが大事です。基本的に、あまり腕を高く上げる仕草は避けたいものですが、入学式ですと、挙手を求められる場面も考えられます。手をあげなくてはならない場合には、たもとの扱いに気をつけてください。ひじが肩よりも上にこないようにし、腕の上げ伸ばしをする時には、必ずもう一方の手でたもとを押さえる事が大事です。また、女性の品を感じさせる仕草として、指先の振る舞いが綺麗だと、とても上品に見えますね。着物姿で指先が美しい女性はとても魅力的でスマートです。手のひらを大きく広げることなく、指先は揃えて振るまう事を意識しましょう。

階段では裾を少し持ち上げて


着物で階段の登り降りをする時は注意しなければ危険なこともあります。入学式ですと、学校に行かなければなりません。大抵の学校には階段がありますので、着物での階段の登り降りはしっかりマスターしましょう。まず、普段通りに階段の登り降りをしてしまうと、着物が着崩れてしまいます。階段では、すそをくるぶしが見える位、ほんの少しだけ持ち上げるようにして上り下りするようにしてください。登り降りがしづらいからと大きく着物をめくりあげてしまうのは、着崩れてしまいますし、品がなくなってしまいます。気楽なパンツスタイルに比べると、着物を着ている時には階段の登り降りが困難な場合があります。慌てて階段を使い、足を滑らせて怪我などしないよう、入学式のスケジュールには常に余裕をもって行動して下さい。

座る時は着物を折り込み浅めに腰掛ける


着物で椅子に座る時、いつも通りにただ座ってしまうと着崩れの原因になります。ですが、入学式ではパイプ椅子や教室などで椅子に座る機会が考えられます。入学式で慌てないよう座り方をご説明します。着物で椅子に座る時には、太ももの裏から膝までを手で撫でるようにして押さえ、膝の裏に手を入れて着物を折りこんでください。この時、椅子にはかなり浅めに座ることで、背筋もピンと伸び、帯が緩むこともないですよ。手は膝の上に重ねるようにしておいてください。この時、指先を揃えておくと綺麗に見えます。

入学式でのお辞儀、大切なのは背筋と目線


入学式ではお辞儀をする場面が多くあります。先生方への挨拶、スピーチの後、顔見知りのお母さんへの挨拶。スマートなお辞儀を覚えておかないと、せっかくの入学式が台無しになってしまうかもしれません。まず、着物でのお辞儀は背筋を伸ばし、頭が身体と一直線になるようにしましょう。綺麗に見えるお辞儀の角度は、およそ30度を目安にして下さい。頭の下げすぎは着崩れの元になりますので注意して下さいね。両手の指は前で軽く重ね、脇を締めると綺麗に見えます。お辞儀の後には、目線を前にしてください。入学式なのですから、華やかな笑顔を添えるのも大事ですよ。

いかがでしたか。
着物は普段着慣れないと、とても敷居が高く感じるかもしれませんが、着物が着崩れないようにする事を意識さえしていれば、それほど難しいことはありません。着物を着ると、自然と立ち振る舞いが品良く、スマートになりますので、入学式での着物は思ったよりも着やすいと感じるかもしれませんよ。
着物は、日本人が受け継いできた素晴らしい文化そのものです。入学式という、子供にっても、親にとっても大事なイベントにこそ、普段とは違う特別感を品良く華やかに演出できる着物を着てみて下さい。きっとステキな思い出になりますよ。

まとめ

子供の入学式に着物を着てスマートに振る舞う7つのテクニック

・入学式に相応しい着物を知ろう
・着物での立ち姿をは背筋を意識して
・歩幅は小さく歩く時には「つま」を持って
・腕と指先には品を感じさせる仕草を
・階段では裾を少し持ち上げて
・座る時は着物を折り込み浅めに腰掛ける
・入学式でのお辞儀、大切なのは背筋と目線

 

彩~Sai~