この痛みは乳がん?!検査に行く前にいますぐできる5つのチェック

この痛みは乳がん?!検査に行く前にいますぐできる5つのチェック

体の一部に痛みなどのいつもと違う変化を感じると、どこか悪いのではないか?もしかしたらがん?と不安な気持ちになります。中でも胸が突然痛みだすという症状は、多くの方が乳がんを疑うのではないでしょうか。

実は、乳がんが原因で胸に痛みを伴うということは稀で、乳腺症や乳腺炎である場合がほとんどです。ただし、ひきつれやしびれなどの痛みに近い症状は乳がんの症状としてありますのでどんなふうに痛いのか、自分の内側によく目を向けることが重要です。

いつもと違う痛みは何かのサインかも知れません。この記事では胸などのさまざまな痛みについてご紹介します。自分の痛みの原因についてチェックしてみましょう。



 

この痛みは乳がん?!検査に行く前にいますぐできる
5つのチェック

 

乳腺症による痛み


乳房が痛い、張る、乳房全体がごつごつしているといった症状の多くは乳がんよりも乳腺炎である場合が多いです。乳腺炎とは、生理前に胸が張ることも含まれる良性疾患の総称で、”病名”ではありません。女性ホルモンのバランスによる影響が原因で起こることがほとんどです。ホルモンバランスは生理周期によって変動するため、症状も一定ではありません。生理周期に関係なく、長期にわたり痛みを感じる場合は乳腺炎以外の病気の可能性があるので注意が必要です。

乳腺炎による痛み


乳腺炎とは乳腺症とは異なり文字通り乳腺の炎症を指します。乳管に母乳が詰まったり、細菌が入ることで乳腺が炎症することがあります。特に授乳中に起こる乳腺炎が多く、痛み、発熱、乳房自体が熱を持つ、乳房が赤くなるといった症状も起こります。また、母乳が詰まりしこりになることがあり、それを乳がんだと誤解し乳腺科を受診する患者さんもいますが乳腺炎のしこりと乳がんのしこりはまったく別の物です。

しこりによる違和感


一番多く聞かれる乳がんの症状のひとつはしこりです。小さな石のように堅く、あまり動きません。乳がんがワキの下のリンパ節に転移するとワキの下の腫れやしこり、しこりがあることによって起こる神経の圧迫からくるしびれなどが症状に現れる事があります。押すと痛みを感じるということはあるかも知れませんが、激痛になることはありません。

皮膚の変化


乳房内部の痛みではなく、表面の皮膚がえくぼのようにくぼんだり、赤く腫れたり、毛穴がオレンジの皮のようにでこぼこしたり、また乳首や乳輪がかぶれたりただれたりすることによる痛みも乳がんの症状のひとつです。また、乳房や乳頭にひきつれがある場合は乳頭の下などに乳がんが潜んでいる可能性もあります。しこりの位置によっては手で触ってもわからない場所もあります。さらに乳頭から赤や黒っぽい血液が分泌される場合も注意が必要です。無色や白色の分泌液ならば問題ありません。

乳房以外の痛み


乳がんによって乳房以外の場所に痛みを生じる原因は、転移によるものです。歩く、立つ、座るなどの動作に伴う痛み(体動痛)は骨への転移、背部痛や上腕痛は脊髄骨への転移により脊髄を圧迫することによる痛みで、胸部や腹部、背部の痛みは肋骨や胸椎への転移、皮膚表面の疼痛は皮膚への転移、強度の頭痛は脳転移や髄膜転移などが考えられます。

いかがでしたでしょうか。
一口に”胸が痛い”といってもさまざまな症状があります。乳房全体が痛いのか、一部だけがひっぱられるような痛みなのか、片方の乳房だけなのか、痛いところを触るとごつごつしているのかどうか、また、乳房ではない場所が痛む場合にも乳がんが別の場所へ転移しているという可能性もあります。
現在乳がんは、2cm以下で転移が無ければ90%の方が治ると言われています。痛みが治まらない場合は早めに病院で受診しましょう。

まとめ

この痛みは乳がん?!検査に行く前にいますぐできる5つのチェック

・乳腺症による痛み
・乳腺炎による痛み
・しこりによる違和感
・皮膚の変化
・乳房以外の痛み

 

彩~Sai~