イギリス人の性格が「皮肉っぽい」と言われる9つの理由

イギリス人の性格が「皮肉っぽい」と言われる9つの理由

国際社会になった昨今、私たちの周りで外国人を目にすることは珍しくありません。中には家族や身近な友達が外国人だったり、一緒に仕事をしているという方もいるのではないでしょうか。国によりそれぞれの文化や歴史が異なるのと同じく、性格や国民性もそれぞれの国により違いがあります。アメリカ人はユーモアがありフレンドリーで、オーストラリア人は陽気で明るいといったイメージってありませんか。では、イギリス人はどうでしょう。紳士的、礼儀正しい以外にも皮肉っぽいといったイメージを持っている人が多いようです。同じ英語圏でありながら、国によって全くイメージが異なるのです。そこで今回は、イギリス人の性格が「皮肉っぽい」と言われる理由を9つご紹介いたします。



 

イギリス人の性格が「皮肉っぽい」と言われる
9つの理由

 

イギリスではユーモアセンスが重要


皆さんは、イギリス人がとてもユーモアセンスを重視していることをご存知でしょうか。イギリス人にとってユーモアとは、人間の最低条件とさえ考えられています。そのためイギリスでは「ユーモアがある」という言葉は最高の褒め言葉となるのです。イギリス人にとって気のきいたユーモアを言えるということは、日本人にとって敬語をきちんと使えるのと同じくらい重要なことになるのです。

他国とのユーモアの違い


ユーモアと言えどもイギリスのユーモアは私たちが思っているユーモアとはちょっとセンスが違います。私たちはユーモアと聞くと、アメリカのコメディのような「大笑いをする」という感じを受けると思います。しかし、イギリスのユーモアは「大笑い」のユーモアではなく「クスッ」と笑うユーモアなのです。またブラックユーモアも好きで、自分自身を笑いの題材にすることもあります。これはイギリスの典型的ユーモアで、自虐ネタを使って反対に他人を思いやる気持ちを持っています。

シャイな性格


イギリス人の性格は、同じ英語圏であるアメリカ人とは異なります。アメリカ人は初めて会う人でもフレンドリーにあいさつをして自己紹介をしますが、イギリス人はプライバシーを大切にする人が多く、初対面の人にフレンドリーに話かけるという事はあまりありません。そのため相手が初対面の場合、その恥ずかしを隠す為に皮肉ったユーモアを使って相手の気持ちをなごませ、会話を弾ませる事があります。

マナーを大切にする


イギリスでは、相手に迷惑をかけるという事はマナー違反とされています。そのため、初対面の人には少し距離を置いてコミュニケーションを取ることがあります。こうしたことが、イギリス人がクールで少しドライだと言われる原因のようです。初対面の人と距離を置いてとっつきにくい印象を与えるところは、日本人にも似ているところがありますね。

プライドが高い


イギリスはかつて世界に数多くの植民地を有していたことで、プライドが高い国民と言われています。また、自国のユーモアに対しても高いプライドを持っているので、会話の際には必ずと言ってよい程ユーモアをよく使います。プライドが高いイギリス人だからこそ、「悲しみ」「怒り」なども感情を表に出すのではなく、あえて笑いの題材にしてしまいます。

謙遜する習慣


謙遜する習慣は日本でも美徳とされていますが、イギリスでも同じ習慣があります。あまり人前で自分の才能や成果をはっきりと言うことはありません。イギリス人は自分の今までやってきた経歴や経験などを伝える場合、自嘲や冗談を混ぜて話します。日本では冗談を交えて謙遜することがないため、「イギリス人は皮肉っぽい」と感じるかもしれません。

パブの文化


イギリスには数多くのパブがあります。パブは文化も歴史も長く、各エリアのコミュニティーの場となっています。仕事が終わってパブでお酒を飲み、楽しく友達とおしゃべりを楽しむというイギリス人も少なくありません。イギリスでは特にお酒はコミュニケーションのツールとして必要なものなのです。楽しいお酒が入ると会話も弾み、いつも以上に冗談やユーモアが会話の中から出てくるのという人もいるはずです。

イギリス人のコミュニケーション


イギリス人は人を笑わせることに抵抗がなく、ユーモアはコミュニケーションの一つと考えられています。相手にネタにされても、笑いへと繋がればそれでよいと考えられています。イギリス人にとってユーモアは良好なコミニケーションツールの手段なので、日本人が深く考えるほどイギリス人は「皮肉」とは思っていないという事です。

日本人のコミュニケーション


では、日本人はどうなのでしょうか。日本人はイギリス人とは違い、初対面の人に笑いのネタにされることを嫌がります。これは日本人にとってユーモアがコミニケーションツールの手段ではないからです。冗談やユーモアが言えるのは日本人にとって親友や仲間など心を許している相手、つまり人間関係ができている証となります。この違いが日本人の私たちにとって、イギリス人の性格が皮肉っぽいと感じるのかもしれません。

 

いかがだったでしょうか。
イギリス人の性格が「皮肉っぽい」と感じるのは、他国とのユーモアセンスの違いが大きく関係しているようです。もちろんイギリス人全てに当てはまるわけではありませんが、文化や習慣などを知れば「なるほど」と納得する部分があるはずです。もし、イギリス人の友達に皮肉っぽく言われたら、真に受けるのではなく「そのジョークいいね」なんて軽く受け流してください。そして、イギリス人同様に「ジョーク」で返してみましょう。きっと会話も弾み、今以上に親密な関係になれるはずです。

まとめ

イギリス人の性格が「皮肉っぽい」と言われる9つの理由

・イギリスではユーモアセンスが重要
・他国とのユーモアの違い
・シャイな性格
・マナーを大切にする
・プライドが高い
・謙遜する習慣
・パブの文化
・イギリス人のコミュニケーション
・日本人のコミュニケーション

彩~Sai~