副業時に知っておきたい確定申告に関する7つの基礎知識

副業時に知っておきたい確定申告に関する7つの基礎知識

会社でお給料をもらっていても「もう少し収入があれば」と、副業を考えたことはありませんか。最近では在宅でできる仕事も増え、気軽に副業を行っている方も少なくありません。しかし、気を付けたいのが確定申告です。副業のアルバイトで、アルバイト先がきっちり確定申告してくれていれば問題はありませんが、その他で副業を行っている場合は自分で申告をする必要があります。もちろん確定申告が必要のない場合もありますが、後で確定申告をしていなかったことで「困ったことになった」という事がないようにしておきたいですね。そこで今回は、確定申告についての7つ基礎知識をご紹介いたします。副業を始めている方はもちろんの事、これから副業を考えている方も是非参考にしてみてください。



 

副業時に知っておきたい
確定申告に関する7つの基礎知識

 

副業の種類を知っておく


副業と言ってもいろいろあります。自分が行っている副業がどのような所得に当たるか知っておきましょう。アルバイトをしているなら『給与所得』になります。株の取引を行って収入を得たなら『譲渡所得』または『配当所得』となります。土地やマンションなどの家賃収入の場合は『不動産所得』となります。そして一番多いと思われるのがネットでの副業ではないでしょうか。オークションやアフィリエイト、ライターなどネットを使っての副業は『雑所得』となります。FXなどは株と同じ金融取引ですが『雑所得』となるので注意しておきましょう。

副業で一定の収入額を超えたら申請を


副業の利益が一定額を超えると、確定申告をする必要が出てきます。申告の基準は大きく分けて2つあり「専業の場合はならば38万円以上」「給与をもらっている場合は、それ以外に20万円超の所得がある方」が対象となります。これは利益であって収入ではありません。収入が30万円だったとしても、収入を得る為に必要な費用が10万円以上かかっていれば、利益は20万円以下となり申告する必要はありません。必要経費には、交通費や通信料、材料費なども含まれるので、何にどれだけかかったか分かるようにまとめておくと良いでしょう。また元々年収が2000万円を超える人は、副業の収入額に関係なく確定申告が必要です。

自分が行っている副業の申告の種類


まずは、自分が行っている副業の所得が「事業所得」なのか「雑所得」なのかを知る必要があります。「開業届」を出している場合は「事業所得」になり、出していない場合は「雑所得」となります。事業所得のうち、青色申告承認申請書を提出している場合には利益に対して一定の控除額を認めてもらえる「青色申告」を行う事が出来きますが、「複式簿記(65万円の控除)」または「単式簿記(10万円の控除)」による帳簿の備え付けが要件となります。青色申告を受けない場合には、比較的申告が簡単な「白色申告」で確定申告を行います。「白色申告」は控除がありませんが、シンプルな帳簿で申告することができます。ただしいずれの場合においても請求書や領収書の整理は必要となります。

オークションやフリーマーケットでの収入


副業の確定申告は20万円以上ならば申告しなければなりません。しかしオークションやフリーマーケットの場合は、売ったものによっては税金がかからない事があります。自宅で不要となった生活用品(家具・衣類など)をネットオークションやフリーマーケットに出品して利益があった場合、生活用動産の譲渡による所得となるため、確定申告をする義務はありません。ただし1個、又は1組の価額が30万円を超える貴石、貴金属、書画、骨董、美術工芸品など、いわばぜいたく品は課税対象となるので確定申告が必要です。

確定申告の書類をそろえよう


確定申告をする前に、あらかじめ必要な書類をそろえておきましょう。必ず必要なものが「源泉徴収票」「確定申告書」「副収入を証明する支払調書」「副収入を得るために支出した費用を証明できる領収書」の4点です。「源泉徴収票」は年末に勤めている会社からもらうものなので、失くさず保管しておきましょう。「確定申告書」は国税庁のHPから作成しプリントアウトすることが可能です。「副収入を証明する支払調書」は副業によってはない場合もあります。そんな時は銀行の通帳などで収入が明確にできれば問題ありません。「副収入を得るために支出した費用を証明できる領収書」は必要に応じて領収書をまとめておきましょう。副業に関係する物を買うときは必ず領収書をもらい、宛名は名前を書き込んでもらうようにしておくと良いでしょう。

申告漏れにはペナルティがある


確定申告の期間は、2月16日から3月15日までです。この期間を過ぎてしまった時には、無申告となり元々の税額が50万円以下なら15%増し、50万円を超えたら20%増しで徴収となります。また納税が遅れた事で、延滞税という税金に利息が発生してしまいます。納期限の翌日から2ヶ月までは年7.3%、2ヶ月を過ぎると年14.6%などとなってしまいます。申告した金額が少なかったら過小申告として10%の上乗せ、意図的に正しく申告しなかったら、重加算税として35%かかってきます。金額が少ないから申告しなくてもバレないという事はありません。副業先はあなたの口座にお金を入れているのです。金額が少なくても納税は7年までさかのぼれますので、まとまった金額になるまで放っておかれているだけかもしれません。また故意に申請しなかった場合は懲役5年以下か500万円の罰金となりますので注意してください。

困った時は税理士、でも自分で申告がお得


確定申告と聞いて、提出書類がたくさんあってややこしい・・・と感じる人も多いと思います。申告の仕方が分からないという場合は、税理士さんに相談するのも一つの方法です。税理士に頼むメリットは、専門知識がなくても自分の代わりに間違いない申告をしてくれるという事です。しかし、それなりに金額もかかることを忘れてはいけません。1回の確定申告でだいたい3万円ほどかかります。副業の収入がある程度あるのならば税理士に頼んでも良いですが、副業の収入が少なければ多少手間でも、自分で申告した方が良いでしょう。

 

いかがでしたでしょうか
会社勤めをしていると、年末調整は会社がしてくれるので何もややこしい手続する必要はありません。しかし副業となると、得た金額に応じて自分で確定申告をしなければいけない事を忘れないで下さい。中には平日に税務署に行くことが出来ない人もいるかもしれませんが、今ではネットを上手に使う事で、家に居ながら申請することもできます。まずは今回ご紹介した確定申告の基本部分をしっかりと確認して、いつでも申告できるように書類だけでもきちんと整理し、そろえておくことをお勧めします。

まとめ

副業時に知っておきたい確定申告に関する7つの基礎知識

・副業が何の所得に当たるか知っておく
・副業で一定の収入額を超えたら申請を
・自分が行っている副業の申告の種類
・オークションやフリーマーケットでの収入
・確定申告の書類をそろえよう
・申告漏れにはペナルティがある
・困った時は税理士、でも自分で申告がお得

 

彩~Sai~