フランス料理を心の底から楽しむための8つのマナー

フランス料理を心の底から楽しむための8つのマナー

16世紀にトスカーナ地方の料理の影響を受けてフランス王国の宮廷料理として発達したフランス料理。フランス革命後は宮廷以外の一般にも公開されるようになり、広く浸透、発展してきました。現在でも、パーティーや披露宴などフォーマルな場の食事の代名詞ですね。
レストランでフランス料理をいただくのは、特別で高級なイメージからなかなか敷居が高く、尻込みしてしまいがちですが、マナーもポイントをおさえてしまえば難しいことはありません。長い歴史を持ち、奥が深く、世界三大料理の一つでもあるフランス料理、ここでお伝えする手順をふめば、気軽に堪能することができます。お気に入りのお店を見つけて、次の記念日には大切な方をお連れして喜ばせてみましょう!



 

フランス料理を心の底から楽しむための
8つのマナー

 

事前予約も重要


フレンチレストランの場合、必ず予約が必要です。気軽なビストロでも人気店は満席になりやすいので、予約をお勧めします。材料調達や仕込みを考えて前日迄予約が基本です。電話予約はお店のピーク時間を避けるようにしましょう。その方が丁寧に対応してもらえるはずですし、特別な依頼も伝えやすいですしね。
人数や時間等基本情報以外に、席の希望や料理の希望、あるいは記念日の食事であれば申し出ておくと特別なサービスを受けられることもあります。予約時に積極的にコミュニケーションをとっておくと、当日も快適に気持ちよく食事を楽しめるでしょう。

ドレスアップを楽しむ


当日の服装は、男性は上着、スーツやブレザーとネクタイを着用しましょう。女性は、ワンピースやスーツでエレガントにきめたいものです。服装を指定していなくても高級店であれば、男性は上着くらいは着用しましょう。最近はカジュアル化しているレストランも多いですが、ドレスアップすることから楽しんだ方が満喫できますね。

入店して雰囲気を楽しむ


入店したら、名前を告げましょう。高級レストランではレセプション(フロント)で手荷物等を預かって予約リストをチェックしてくれます。カジュアルなレストランの場合はそのまま席に案内してくれるでしょう。高級レストランでは、まずはウェイティングルームに通されるので、食事の準備が整うまでそこでの時間を楽しむことができます。食前酒を堪能したり、メニューやワインリストをじっくり見て優雅なひとときを過ごしましょう。
ダイニングルームに入るときは、男性が先に入り、女性が後から続きます。入店するときも同じです。これは女性だけでレストランに入れなかった時代の名残りのマナーなので、日本ではレディ・ファーストで勿論構いません。テーブルに着くと、座る位置の椅子を引いてくれるので、女性が先に座ります。女性の方が壁を背にして座るように、配慮してくれるはずです。

いよいよ席につきます


座る位置のテーブルには、プレゼンテーションプレート、ナプキン、カトラリー、グラスが人数分用意されています。テーブルのナプキンは、飲物や食事が配膳されるまでならいつ取っても問題ありませんし、高級レストランでは、着席するとナプキンを膝にかけてくれることもあります。食前酒が運ばれてくる頃に、膝の上に二つ折りで置くのがスマートです。そのとき、折り目は膝側にして、ナプキンの内側で口元を拭けるようにしておくとエレガントに食事を楽しめます。

料理を選ぶ


アラカルト、コースどちらでも料理を楽しむことはできますが、レストランはディナーをいただくところですから、アラカルトでも前菜1品だけというのではなく、最低でも前菜と主菜、デザートを注文しましょう。
コースが複数用意されている場合、好み、お腹、お財布と相談して好きなコースを選びましょう。一番安いコースでも恥ずかしいということはありません。
またプリフィクスと呼ばれる、前菜、魚料理、肉料理、デザートをいくつかの料理の中から選んで注文するコース料理のスタイルを取っている場合があります。選べる楽しみがありますね。コースの場合、気になる食材や料理があればコースに取り入れてもらえることもあります。サービススタッフにきいてみましょう。このように相談したり質問したりしてコミュニケーションをとるのも質の高いレストランでは楽しみのひとつです。

テーブルを飾るワインもポイント


料理を注文すると、ソムリエがワインリストを持ってきてくれます。自分で選ぶもよし、ソムリエに相談するもよし、料理とのベストな調和を楽しめるワインを選びたいですね。好きな銘柄や、味、風味の好みがあればそれを伝えてソムリエに勧めてもらうと新たな世界が拓けてお勧めです。

目で舌で堪能する


ワインと料理が運ばれてきたら、あとは目で舌で楽しく堪能しましょう。マナーは気になるところですが、ガチガチになって気にするよりも優雅に振る舞うことが大切です。気持ちに余裕をもって、食事の時間を楽しみましょう。
マナーの基本としては次のことをおさえておけば、問題ありません。
カトラリーは外側から使い、食事中使わない時は、お皿にハの字に置く。食べ終えたら、皿の右側から中央下の間にカトラリーを並べて置く。ナプキンは、食事中に席を立つ時は椅子の上に、食事後はたたまずにテーブルに置く。
基本だけおさえて、あとは食事を楽しみましょう。

余韻を楽しむ


会計はサービススタッフを呼んで明細書を持ってきてもらいましょう。明細書に間違いがないかチェックし、席で支払うので、明細書を持って入口に行く必要はありません。高級レストランなら帰りは出口まで送ってくれることもあります。優雅な気分で帰り道も余韻を楽しみたいものですね。

 

いかがでしたでしょうか。
フォーマルな料理で高いという印象により、敬遠しがちかもしれませんが、幅広い層のお店の中から選ぶこともできます。8つの基本をおさえておけばどんなレストランでも楽しむことができます。日本のフランス料理店は海外に比べて、お店の個性が強いといわれます。気になるお店をいくつか選び、味や雰囲気やサービスを比較して楽しみ、お気に入りの一つを見つけると食の楽しみも広がるでしょう。ご家族と、パートナーと、友人と…ご一緒に是非お試しください。

まとめ

フランス料理を心の底から楽しむための8つのマナー

・事前予約も重要
・ドレスアップを楽しむ
・入店して雰囲気を楽しむ
・いよいよ席につきます
・料理を選ぶ
・テーブルを飾るワインもポイント
・目で舌で堪能する
・余韻を楽しむ

彩~Sai~